倉谷拓朴

Takuboku Kuratani
写真作家/現代美術)


 

1977 年大阪府生まれ。立命館大学理工学部光工学科中退。大学では量子力学を学ぶが、写真に興味を持ち写真家を志す。その後、東京綜合写真専門学校入学、2003年卒業。遺影写真を撮影、古い家族写真を収集するなど、写真を媒介にした人々・土地とのコミュニケーションを作品とする。一定の期間地域に滞在し歴史や文化をリサーチしたシリーズ、フォトグラムというカメラを用いない技法を用いて、福島の植物や小動物を定着した作品など。「生と死」と「記憶」、「目には見えないもの」を制作のテーマとしている。 
東京綜合写真専門学校非常勤講師。日本写真芸術専門学校非常勤講師。


2003 「庭石」越後妻有アートトリエンナーレ 短編ビデオフェスティバル 入賞

2009 「Last Portrait Project」が野村国際文化財団の助成を受ける

2012 「その森のできごと」が朝日新聞文化財団と野村財団の助成を受ける

2016   戸部記念財団写真家育成プログラムで半年間福島県いわき市に滞在。

 

個展 

2022 「Black & Blue」 Gallery Nayuta(東京)

2021 「BLUE PERIOD」 諏訪市美術館(長野) 

2019 「その森のできごと-さくら-」 Gallery Nayuta(東京) 

2016 「shine」 coal pit(福島) 

2015 「その森のできごと#02」 雅景錘(京都) 

2014 「Last Portrait Project」(「横尾忠則展 肖像図鑑HUMAN ICONS」関連企画) 川崎市市民ミュージアム(神奈川) 

2013 「その森のできごと」 雅景錘(京都) 

2012 「その森のできごと」 mujikobo(神奈川) 

2007 「Myoukayama Photo Stadio」 フタバ画廊(東京) 

2006 「steal sand」 フタバ画廊(東京) 

 

グループ展(抜粋) 

2024 「楕円」Gallery Café 3(東京)
2024 「And Again 2」 諏訪市美術館(長野)
2024 「柳川現代美術計画II」北原白秋生家、旧戸島家、旧綿貫家、水都やながわ、柳川藩主立花邸等(福岡県柳川市)
2019 「バウハウスへの眼差しEXPERIMENTS」 東京綜合写真専門学校(神奈川) 

2018 「草木の囁き」 Gallery Nayuta(東京) 

2016 「shine」 <Fukushima Art point iwaki 芸術祭「玄玄天」>(福島) 

2015 「snow country」 <越後妻有アートトリエンナーレ2015>(新潟) 

2015 「黄金町通路:記録」〈倉谷拓朴/ポール・モンドック二人展〉 黄金町アートセンターSITE-A(神奈川) 

2012 「その森のできごと」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2012〉(新潟) 

2009 「Last Portrait」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2009〉(新潟) 

2006 「名ヶ山写真館」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2006〉(新潟) 

2003 「庭石」 〈越後妻有アートトリエンナーレ2003〉(新潟) 

 

その他にART FAIRへの出品や遺影写真撮影イベント、ワークショップの開催などを活動として行っている。 




TV取材

NHK 団塊スタイル 「フォトグラムによる作品を紹介」

NHK BShi ハイビジョン特集「不思議の国の里山アート」

NHK おはよう日本 「遺影を撮る若者たち」

その他にケーブルテレビ番組出演などがある。


その他

北川フラムやクリスチャン・ボルタンスキーの著書に撮影を担当した記録写真が多数採用されている。

越後妻有アートトリエンナーレ2006公式記録写真家を担当

2007~2009 茨城県守谷市のアーティストインレジデンスプログラム「アーカスプロジェクト」の公式記録写真家を担当

2011~2014 美術家安田早苗氏の活動「芽がでるプロジェクト」の公式記録写真家を担当

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